徳は孤ならず。必ず隣あり。(「論語」より)

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徳は孤ならず。必ず隣あり。(「論語」より)

(意味)道徳のある者は孤立しない。きっと親しい仲間ができる。

長く会社員をやっていれば、2度や3度は、何をやってもうまくいかない時期が必ずある。何をやってもうまくいかない、ならまだ良い。そんな貴方に、周囲は誰も助けの手を差し伸べてくれない。まさに、八方ふさがりの状態だ。

そんなときは、苦しい現状に悲嘆することをいったん止めてみる。そして、目の前にある自分のできることに集中する。例えば、仕事関連の本を読みふける。自分より優れた方に会いにいって、話を聞く。それから、掃除をする。自分の身の回りはもちろん、部署の共有キャビネの中も徹底的に片づけてみたらよい。そうして、心に少し余裕のあるときは、困っている誰かに、ささやかでよいから優しい言葉をかけてみる。無理をする必要はない。いまの貴方にできることだけでよい。手と足と頭と口を使って、何かに一所懸命努力してみる。固い言葉で言えば、徳を積む。

そして、「隣あり」だ。つまり、ひたむきな貴方を、隣にいる誰かは、決してほっておかない。3カ月かかるかもしれない。6か月かかるかもしれない。もしかしたら1年かかるかもしれないが、その誰かが、間違いなく困窮を打開するきっかけを授けてくれる。貴方は孤独ではない。