事務所哲学

もちろん、私も、コンサルティングを行う上での「手法」なるものは持っています。しかし、自分の「手法」の押し付けだけは、絶対にしないようにしています。なぜか?「経営の真の課題は現場にある、その解決策も現場にある」と信じて疑わないからです。

ですから、私は、現場社員の皆様との時間をタップリ取ることにしています。ときに、社員の皆様と共に汗を流して作業し、ときに社員の皆様と熱く議論を交わしていきます。そのプロセスの中で、ふと湧く疑問こそが「経営の真の課題」であり、ふと閃く気付きこそが「真の解決策」であったというケースを多々見てきました。

当然、企業という組織の発展は、最重要テーマです。私も、それを目指します。しかし、企業は、社員、つまり人が集うことによって成立しています。人それぞれに人生ドラマがあります。その人生ドラマを肌で直に感じながら、仕事をさせて頂きたい、仕事をしなければと常日頃から考えています。

「私をコンサルタントとしではなく、一社員と思って接してください!」。私が、クライアント様によく申し上げる言葉です。社員の皆様は、全力で私にぶつかってきてください。私も、相当なストレスを感じつつも、日本のみならず、ロシアや中国の修羅場で育んだ胆力で、皆さまの思いを全身で受け止めます。

そして、究極的に、私が目指すものは何か?それは、途方にくれた社員様、疲弊した社員様が、かけがえのない戦力となることです。「もう、経営コンサルタントなんかいなくても、自分たちで何とかやっていけますよ」。このお言葉に勝るお褒めの言葉はありません。

いや、「戦力」という言葉は、正しくないかもしれません。学校を卒業してからリタイアするまで、ほとんどの方が、会社という組織で人生の大半を過ごすことになります。その会社という場で、多くの方々の「自己実現」を微力ながらサポートさせて頂ければ、望外の喜びです。

皆さまとお会いできる日を、楽しみにしています。

中小企業応援事務所 代表 野中秀明

野中秀明